ストレスのない禁煙がなぜダメなのか
このサイトでおすすめしているのは『ストレスを使った禁煙方法』ですが、
まず思いつく禁煙法として
『ストレスフリー禁煙法』もあります。
いわゆる、煙草でストレスが大きくなるので、
むしろストレスのない状態(少ない状態)から禁煙を始める方法です。
例えば、こんなシチューエーションでしょうか。
- 連休の期間が長いので、連休が始まったと同時に禁煙をした
- ある仕事・試験がひと段落したので禁煙を始めた
- 煙草を吸えるだけ吸って、満足してから禁煙を始めた
この方法は結構やった方も多いのではないでしょうか?
イライラする要素がない時に行う禁煙です。
先に結論を言うと、
ストレスフリー禁煙法でも、長続きします。
何か月も禁煙し、もしかしたらそのまま成功する人もいるかもしれません。
ただし、再喫煙者に戻る可能性が高いとも私は思います。
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ストレスフリー禁煙法のデメリット
禁煙成功の可能性があるストレスフリー禁煙法ですが、私が思うに再発率は高くなります。
特に、ストレスフリー禁煙法を失敗する人は、数か月・場合によっては数年たってから
喫煙者に戻るケースが多いように感じます。
なぜなら、ストレスフリーの禁煙だと、『ストレスのはけ口 = 煙草』という
考えから抜け出せていないからです。
ストレスフリーで禁煙を開始すると、確かにかかる負担は煙草が吸えないというストレスだけです。禁煙をし始めて辛い時期は、最初の数日、数週間なので、煙草のストレスのみに集中すれば禁煙はし易くなります。
ただし、他のストレスが来てしまったら?
ストレスフリーの時に行った禁煙は、その行動自体、
『禁煙 = ストレス』という考えになっています。
この方法で禁煙した人は、たまたま重なった様々なストレスにたいして
はけ口を求め喫煙者に戻ってしまう人が多いです。
注意ポイント
- 仕事での失敗がたまたまた数回かさなった
- 頑張って勉強した試験に落ちた
- 長く付き合った彼女 / 彼氏に振られた
- 交通事故などとっぴつ的なトラブルに巻き込まれ落ち着かなくなった
これらの特筆的なトラブルに対し、煙草に逃げてしまうのです。せっかく数か月・もしかしたら数年続いた禁煙も、たまたま重なったトラブルで禁煙失敗になったらもったいないですよね。
ストレスフリー禁煙法が必ずしも禁煙できないとは言いませんが、禁煙を確実に行うためにも『ストレスを使った禁煙方法』をおすすめします。